蝦名邦晴の発言 (国土交通委員会)

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○政府参考人(蝦名邦晴君) お答え申し上げます。
 現在、三菱航空機によります我が国初の国産ジェット旅客機MRJの開発が進められておりまして、二〇二〇年半ばに運航開始が予定されております。また、MRJの開発を契機に国内の航空機産業が発展、拡大していくことも期待されております。
 我が国はMRJの航空機設計国となりますが、国際航空民間条約上、航空機設計国は、国産航空機の不具合情報を収集するとともに、必要な安全対策を関係国に周知することを通じて国産航空機の安全性を継続的に維持することが求められております。
 そこで、航空機設計国の責務を果たすために、今回の改正によりまして新設する具体的な制度が二点ございます。
 まず、欧米を始めとする航空機設計国と同様に、国産航空機の航空機メーカーに対して、国内外の航空機使用者から不具合情報を収集し、国土交通大臣に報告することを義務付けることとしております。国土交通省は、航空機メーカーから報告された不具合の安全性への影響を適切に評価し、航空機メーカーに対して適切な措置を講じさせるとともに、当該措置を適時適切に世界に向けて発信することでMRJの事故やトラブルの発生の未然防止を図ってまいります。
 また、二点目に、航空機設計国の責務の一環といたしまして、国産航空機に損傷などが発生した際に、航空機メーカーが作成した航空機の修理、改造の手順を国土交通大臣が事前に承認できることといたします。これによりまして、航空機使用者が迅速に修理をし、速やかに航空機の運航に復帰させることが可能となります。
 国土交通省では、今回の改正により新設する制度によりまして、MRJの運航開始後の安全性を確実に維持し、関係国の信頼を得ることで、今後の新たな国産航空機の開発も含めた我が国の航空機産業の発展につなげてまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 蝦名邦晴

speaker_id: 25487

日付: 2019-04-11

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会