内藤敏也の発言 (国土交通委員会)
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○政府参考人(内藤敏也君) お答え申し上げます。
文部科学省では、アイヌ語を含むアイヌ文化の振興を図るため、アイヌ語に関しましては、伝統的なアイヌ語が記録されましたアナログ音声データ、これをデジタル化をしたりアーカイブ作成を行っているほか、公益財団法人アイヌ民族文化財団を通じまして、アイヌ語の指導者や話者の育成を始め、木彫や刺しゅうなどのアイヌの伝統文化を担う伝承者の育成、アイヌ文化の普及事業に取り組んでいるところでございます。
これらの施策により、アイヌ文化の関心の高まりや文化伝承の裾野の広がりが見られるところでございますが、一方で、アイヌ語を使用できる話者はいまだ多くないほか、アイヌ文化の伝承者の高齢化等によりアイヌ文化の担い手が減少していることから、アイヌ文化の復興に向けたより一層の取組が必要となると認識しているところでございます。
特にアイヌ語に関しましては、存立の基盤が失われつつ、状況を踏まえまして、現在整備を進めております国立アイヌ民族博物館におきましては、館内の案内表示、展示解説、音声ガイダンスなどにアイヌ語を使用するほか、この民族博物館を中心にアイヌ語に関する各種資料の収集や分析、研究成果の幅広い活用を図ることとしてございます。
文部科学省といたしましては、国立アイヌ民族博物館における調査研究等の取組をアイヌ文化の担い手育成と技術の伝承に最大限活用いたしますとともに、公益財団法人アイヌ民族文化財団を通じた事業の充実に努めるなど、アイヌ文化復興に向けた取組を関係府省等と連携をしながら進めてまいりたいと考えているところでございます。