奥田哲也の発言 (国土交通委員会)

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○政府参考人(奥田哲也君) お答え申し上げます。
 当時の運輸省におきましては、御指摘の平成元年の調査報告書を踏まえまして、同年、日本自動車工業会に対しまして、オートマチック車、AT車の急発進等による事故防止のための装置の取付け等を要請し、これを受けて自動車メーカーにおいて各種の対策が講じられたところでございます。
 この結果、発進時のシフト操作時にブレーキの踏み込みを確実に行わせるため、パーキングの位置からのシフト操作において運転者がブレーキペダルを踏まなければ操作できないようにする等の対策が施されたキーインターロック付きシフトロック装置がほぼ全てのAT車で採用されまして、AT車の急発進等の事例は減少いたしました。
 しかしながら、その後、AT車の増加等に伴い、ブレーキ操作時におけるペダル踏み間違いによるAT車の事故が相当数発生する状況となったことから、追加的な事故防止対策を検討するため、平成十二年度に調査を実施をいたしました。その結果、キーインターロック付きシフトロック装置の有効性が改めて確認されましたが、ペダルの配置につきましては、例えばアクセルペダルとブレーキペダルに段差を設けることは誤ったペダルを踏む可能性の低減効果が明確に得られないという課題などが示されました。このため、ペダルの配置による誤操作を減らす一般的な対策については更なる検討の余地がある事項と位置付けられております。
 現行の保安基準におきましては、加速装置や制動装置のペダルを始めとした操作装置の設置場所につきましては、運転者が定位置において容易に操作できるものとされておりますが、人間工学の観点から最適なペダル配置については引き続いての検討課題と認識をいたしておりまして、メーカーなどとも引き続き議論してまいりたいというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 奥田哲也

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日付: 2019-06-06

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会