阿部真大の発言 (国民生活・経済に関する調査会)

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○参考人(阿部真大君) ありがとうございます。
 やはり、学歴に関して言うと、社会学では文化資本と言われているんですが、どうしても大卒家庭の子供は親は当然のように大学に行かせるように教育するし、高卒家庭の子供はそういう教育は与えられないということで、どうしてもそこはある程度階層の再生産というのは仕方ない部分はあると思うんです。
 ただ、一度そういった、高卒で社会に出て、でもやはり更にキャリアを積みたいというときに、親の影響からは完全に離れてもう一回学び直すという、そういう仕組みというのがやっぱりあってもいいと思うんですよね。
 そういった意味で、就労支援というものももちろん教育の中の一つとして、積極的労働市場政策、日本が物すごく弱い部分なんですけど、その部分はやっぱり、全て北欧のまねをすればいいとは思いませんが、進んでいる国はあるので、そういったロールモデルを参考にすることは必要かと思うんです。
 あと、個人というのは、その政策の仕方にもやっぱり関係していて、どうしても今、私が自治体レベルで政策の現場を見ていますと、もう自治体間競争になっているわけです。特に地域創生に関して言うと、いかに人を呼び込むかということになっていて、それと就労支援がくっついてくると、うちの町で働いてくれという話になってしまうわけですよね。
 じゃなくて、やはりそこは政策目標としてはいいとは思うんですが、どの町に行っても、特に女性に関して言うと、特にDV被害とか受けていられる方は、この町にはもう住みたくないと、ほかのところで就労したいという方もおられるので、特にそういったことに関してはやはりちょっと自治体が担うことの限界みたいなものもあって、その部分はやっぱり国の役割、一つ大きくなるかなという気はしています。
 以上です。ありがとうございます。

発言情報

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発言者: 阿部真大

speaker_id: 24689

日付: 2019-04-03

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済に関する調査会