高田創の発言 (国民生活・経済に関する調査会)
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○参考人(高田創君) 先生、どうもありがとうございます。
実は、この格差の問題というのは、もう本当にその人それぞれによって違いますし、なかなか我々も難しいなというふうにいつも思っているところです。
先生御指摘のように、この問題が不安に思い過ぎてしまうというところはやっぱり問題だと思いますし、一方で、これだけその格差といいましょうか、違いがあるだけでもう格差だというふうに決め付けてしまうみたいな、そんな議論もあるわけでありますから、そこのところをいかに、何というんでしょうか、ある程度のその格差という、まあ差というものを、場合によっては差というのは先ほどの多様性ということでもあるわけでありますから、そこも受け入れながら、一方で問題となる格差は何なんだということを峻別していくということがやっぱり私は重要なんじゃないかなというふうに思うんですよね。
ですから、これだけ多様化の世界でありますから、その多様性というものと、一方で問題となる格差は何なのか、そういう観点から、私も今回いろいろなその角度から問題点というんでしょうか、それをやったというのは、やっぱりそういうものを浮き彫りにするためには、単純にその一言で言う格差ではないんだということがやっぱり重要なのかなと。
ですから、様々な視点から、数字も含めて、しかも、先ほど藤巻先生からもあったように、これ日本だけで見てもいけないんだろうと思うんですよね。ですから、そういうものを、いわゆるデータをちゃんと我々も調べながら、エコノミストとして、若しくは、こういったものも世の中に示しつつも、一方で問題となるものは何なのかというものをより正確に浮き彫りにしていく作業、地道な作業というものがやっぱり必要なんではないかなと、そんなふうに我々感じている次第でございます。