又市征治の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○又市征治君 暫定大統領、さっき駐日イシカワ大使の説明のところでも申し上げたけれども、暫定大統領なんという制度はないわけですよね。これを支持するというのは、これいかがなのか。そこがだから内政干渉になってしまうんではないのか。私は、大臣がおっしゃった、何とか円満に早くこの混乱を収拾するようにということはそのとおりだと思う。そういう立場で今日も質問していますけれども、やはり暫定大統領制度なんというのはない。大統領が失格する場合というのは、さっき申し上げたような条件が幾つもある。これがベネズエラの憲法にのっとっているわけでありますから、それを超えたものになるとこれは内政干渉になるんではないかということを申し上げているわけです。
そういう意味で、ともあれ、政府はグアイド氏を暫定大統領として支持をして、マドゥーロ大統領を正統な大統領としては認めなくても、まさにイシカワ駐日ベネズエラ大使については、この二国間関係の発展に尽力をしており、信任状を取り下げることはしないと、そういうふうに大臣は述べられているわけで、これは非常に賢明な判断だ、私はそのように思います。
また、今年一月にはベネズエラの相撲関係者を招待して、国民間の友好的な関係を維持することに外務省も努力をしていることについても評価をしたいと思うんです。
問題は、アメリカの軍事介入が秒読み段階というふうにも言われるこの緊迫した情勢の下、状態の下で、必要なことは、誰を支持するのか、あるいは誰を批判をするのかではなくて、今申し上げたように冷静な話合いの雰囲気をつくり上げていく、このことにどういう努力をするかということだろうと思う。独裁か民主主義かといった対峙が問題なのではなくて、両者の歩み寄りをどう強く求めていくかということが今求められているのではないかということだと思うわけです。
現政権も話合いを求めているようですし、問題となっている制憲議会の設立も野党側とほぼ合意されたけれども、野党側が署名を実は拒否をしているというふうにも伝えられているわけでありまして、既にグアイド氏を暫定大統領として承認をして今更これを撤回もできないんでしょうが、ベネズエラでは日本のこれまでのJICAを中心としたODAの経済援助等も高く評価をし、感謝もされている。先ほどお話あったように、八十周年を経て日系人がかなり活躍を政財界でもしている。まさにこの大使そのものが、駐日大使そのものがイシカワさんという名前で日系人なわけですけれども。
そういう意味で、高く評価されているだけに、グアイド氏、さらにはアメリカにも、ベネズエラ国内での対話のテーブルができるように尽力をすべきだ、そういうふうに働きかけるべきだろうと思いますが、改めて大臣の決意をお伺いしておきたいと思います。