山下芳生の発言 (総務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○山下芳生君 日本共産党の山下芳生です。
三月十三日の本会議質疑で、私は、消費税増税が景気悪化を招いて地方財政を悪化させた一九九七年の例を引いて、十月からの消費税一〇%への増税が地方財政を悪化させない保証はどこにあるんでしょうかという問いをいたしました。総理は、消費あるいは雇用についての見解を述べられた上で、こうおっしゃっています。景気の回復軌道を確かなものとして、地方税収の確保も図ると、こう言われました。
そこで質問したいんですが、一九九七年は景気は回復軌道にありました、消費も上向いておりました。しかし、消費税五%への増税など、当時九兆円の負担増というふうに言っていましたけれども、これが急速な悪化を招いたということになるわけですね。
内閣府が先日七日に発表した一月の景気動向指数、これは三か月連続で悪化をいたしました。内閣府は、景気判断をこれまでの足踏みから下方への局面変化に引き下げました。この景気動向指数が前回同じような景気判断をしたのは、二〇一四年十一月、つまり消費税八%への増税で景気に悪影響が出たために前回はこういう下方への局面変化への引下げをやったんですが、今回は一〇%への増税実施前に景気悪化の可能性が生まれているということになります。
私は、今ここで増税を強行することは坂道を下りかけている人を後ろから蹴飛ばすようなもので、これはもう坂道を日本経済が転がり落ちていくと、九七年以上に日本経済も地方財政も悪化する引き金を引くことになるんじゃないかと思いますが、総理、いかがですか。