磯谷桂介の発言 (内閣委員会)
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○政府参考人(磯谷桂介君) お答え申し上げます。
委員御指摘いただきました現在稼働しているスーパーコンピューター「京」におきましては、具体的に実際のアプリケーションで使う計算性能のランキングでありますHPCGというランキングで第三位を獲得しているところでございますけれども、その後継機として御指摘のいわゆるポスト「京」の開発を進めております。
このポスト「京」のプロジェクトにおきましては、二〇二一年から二〇二二年の運用開始を目的にしておりまして、最大で「京」の百倍のアプリケーション実効性能を有して、世界最高水準の汎用性のあるスーパーコンピューターの実現を目指しております。
総合科学技術・イノベーション会議の中間評価におきましても、消費電力性能とか演算性能等とともにユーザーの利便性とか使い勝手についても世界最高水準であることから、世界の他のシステムに対して総合力で卓抜するものと評価できるとされているところでございます。
例えば、ポスト「京」におきましては、より高速、高精度なシミュレーションが可能となりまして、複数の地震を想定した幅のある災害予測、あるいは都市全体の複合災害の予測などによる合理的な防災計画の立案や、あるいは、今少し御指摘がございましたけれども、創薬標的分子のダイナミックな動きの制御を志向しましたより効果的な新薬の開発など、我が国が直面する科学的、社会的課題の解決が期待されております。また、ポスト「京」におきましては、高性能なCPUや高いネットワーク通信性能によって大量のデータ処理が可能となりまして、ビッグデータやAIの分野にも対応できることとなるということでございます。
文部科学省としましては、総合科学技術・イノベーション会議の御指摘も踏まえて、ポスト「京」の開発を着実に推進するとともに、利活用の在り方についても検討を進めまして、ポスト「京」を用いて防災・減災機能の強化あるいは国民の健康増進につながる成果の創出などに努めてまいります。