広瀬直の発言 (内閣委員会)
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○政府参考人(広瀬直君) お答え申し上げます。
議員御指摘のとおり、準天頂衛星、センチメートル級の高精度測位サービスということで、様々な分野でのサービスを生み出すポテンシャルがあるというふうに思っております。
例えば、少子高齢化、人口減少が進む中で、物流分野、例えば離島とか過疎地におきまして物流網が将来的に維持できるのかといった懸念もございます。そうしたところでは準天頂衛星の高精度測位サービスの活用が期待される有望な分野であるというふうに認識をしております。
このため、経済産業省でも、ドローンにおける準天頂衛星の活用に関する様々な取組を行っているところでございます。
例えば、平成二十九年度から準天頂衛星を用いた離島、過疎地でのドローン物流の実現に向けた研究開発を行っているところでございます。具体的には、準天頂衛星のシステムに対応した小型、軽量、省電力の受信機の開発を進めておりますし、また、それに加えまして、他のドローンとかあるいは有人機などとの衝突を回避するために、準天頂衛星システムから得られる三次元の精緻な精密な位置情報を用いて自律的に飛行経路を変更することが可能な飛行システムの構築に向けた研究開発も進めているところでございます。
さらに、経済産業省では、関係府省と連携いたしまして、物流、プラント、農機、建機などの業界団体との対話を通じまして、準天頂衛星を活用した具体的なビジネスの可能性につきまして議論を行っております。こうした対話の場などを活用しまして、ドローン物流事業の実証で得られた成果や課題を官民で共有、展開いたしまして、課題解決に向けた対応策の検討を進め、今後の準天頂衛星の利活用を更に促進していきたいと、このように考えてございます。