坪田眞明の発言 (内閣委員会)
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○政府参考人(坪田眞明君) お答えいたします。
委員御指摘のとおり、当庁が来年度造営を予定しております大嘗宮につきましては、主要三殿、すなわち悠紀殿、主基殿及び廻立殿の屋根を従来のカヤぶきに代えまして板ぶきとする予定でございます。
大嘗宮というのは、歴史上様々な規模や形態で推移してきておりまして、近代以降は明治大嘗宮を経まして大正、昭和に定型化され、平成度は昭和大礼の際の大嘗宮に準じて設営されたものと承知しております。
今次の大嘗宮につきましては、基本的には前回の平成度の大嘗宮に準拠した上で、皇族数や参列者数に応じた一部施設の規模の変更や儀式の本義に影響のない範囲での工法、材料の見直しなどを行いまして、建設コストの抑制にも留意しながら設営に当たるということといたしております。
主要三殿の屋根は従来カヤぶきでございましたが、カヤぶきは生産量が限られたカヤ材を大量に調達しなければならないことに加えまして、施工に多数のカヤぶき職人が必要とされるところ、今回は、限られた供給の中でのカヤ材調達の困難性やカヤぶき職人の不足など、カヤぶきを取り巻く厳しい状況が前回よりも一層深刻化しつつあるという点に鑑みまして、自然素材を用いて短期間に建設するという大嘗宮の伝統を踏まえて、材料調達が容易で工期の短縮も見込める板ぶきへと変更することといたしたことでございます。