小波功の発言 (内閣委員会)
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○政府参考人(小波功君) お答えいたします。
近年、先生御指摘のAI、人工知能分野における技術革新、技術進歩に伴い、物づくり、農業、医療、インフラなどの様々な産業においていわゆるAIが積極的に活用され、業務効率化に寄与しています。
防衛省・自衛隊としても、我が国を取り巻く厳しい安全保障環境や我が国の少子高齢化の進展等を考慮し、我が国の防衛装備品について無人化、省力化の取組を進めていく必要があると考えています。こうした観点も踏まえ、隊員の安全確保や負担軽減を目的としたAI、いわゆる人工知能や無人装備について研究開発等を積極的に行っていく必要があると考えています。
具体的には、平成三十一年度予算において、AIを用いて船舶自動識別装置のデータを解析し、不審船を発見するための研究や、海中を自律的に航走する無人水中航走体の研究等を実施する経費を計上しているところでございます。また、平成三十一年度より、防衛省・自衛隊として統一的にAIの導入に向けた体制強化を行う予定でございまして、具体的には、整備計画局情報通信課にAI・サイバーセキュリティ推進室、仮称でございますけれども、を新設し、同室にAIを専任とする班の新設を予定しているところでございます。
お尋ねの自律型致死兵器システム、いわゆるLAWSについては、その定義について国際的なコンセンサスが得られている状況ではないというふうに承知しております。
その上で申し上げれば、防衛省としては、人間の関与が及ばない完全自律型の致死性兵器の開発を行う意図はなく、また、当然のことながら、国際法や国内法により使用が認められない装備品の研究開発を行うことはないと考えております。