吉川貴盛の発言 (農林水産委員会)
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○国務大臣(吉川貴盛君) 中山間地域のバッファーゾーンにつきまして、その答弁をさせていただきます。
その前に、先ほど小川委員から御指摘をいただいてまいりました農林業関係の機械の開発関係、これは最も現場のニーズにマッチしたこの農林機械の国産の開発が進みますように、これからも努力をしてまいりたいと存じますので、また更なる御支援をお願いをいたしたいなと、こう思います。
この農地と山林のゾーニングの適切な運用でありますけれども、これは小川委員がもう再三御指摘をいただいておりますように、しっかりと進めていかなければならないと考えております。その上で、中山間地域におきましては、侵入防止柵の設置あるいは捕獲活動への支援に加えまして、委員がおっしゃるとおり、野生鳥獣の生息地と農地との間にバッファーゾーンを設けることも鳥獣被害の防止に有効な手段であると認識もいたしております。特に、この緩衝帯につきましては、鳥獣被害防止総合対策交付金ですとか中山間地域等直接支払交付金により支援をいたしまして、取組を進めているところでございます。
具体の取組といたしまして、例えば福井県におきましては、鳥獣被害防止総合対策交付金を活用していただいて、山際に電気柵とともにこの緩衝帯を設置をして若狭牛を放牧するなど、地域ぐるみの取組で効果を上げている事例もございます。さらに、山口県におきましては、中山間地域等直接支払交付金を活用していただいて山際の農地で放牧を実施をして、草刈り作業の省力化ですとか荒廃農地の防止のほか、牛の存在や隠れ場がなくなることによりまして野生鳥獣の出没を抑制するなど、農地の維持と鳥獣被害の防止の双方に効果を上げている、そういった事例も見られるところでもございますので、こうした優良な取組を全国に横展開をしなければならないと考えております。その上で、中山間地農業の振興と鳥獣被害の防止に最大限に努めてまいりたいと存じます。