泉英二の発言 (農林水産委員会)
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○参考人(泉英二君) この林業の成長産業化というキャッチフレーズであり、最近復活してきていますけれども、木材の自給率五〇%というキャッチフレーズであり、私、そのもの自身を否定するわけではございませんけど、そのものが目標となるという、目標管理の対象としてそれをするということには反対です。
やはり、森林・林業というところは、やはりその持続性という極めて重要な、やっぱり下手な取扱いをすると元々の大切なところを壊してしまうという。ですから、ここをしっかりと充実させていって、結果的に自給率が五〇%になったり、林業が成長産業化するということはもう全然問題ないわけですけれども、これが独り歩きして、結局、ここをどんどんその場限りで処理してしまうと。結果的に、後で見てみたら、とんでもないことを日本はやっちゃったということにならないかと、私はそのことを非常に今危惧しておりまして、ですから、成長産業化、自給率五〇%を唱えることはいいけれども、それはあくまで結果として、いい結果としてじゃなければいけない。自らの基盤を掘り崩していくようなやり方、ですから五十年で切るのが当たり前だ、それはいいことなんだ、資源が成熟したんだ、切ればいい、これはもうはっきりと間違いだと言っておきたいんです。それがいいことだとは思ってくださるな、成熟はしていないんだ、まだ半熟なんだと。これから百五十年まで百年間掛けて森林は成熟していくという。
だから、その点で、このやり方というのは非常に、今の林野庁の方針は、若い頃に早く、ぼろでもいい、安きゃいいというやり方の方に非常に劣化しているんです、やり方が。済みません。