鮫島正浩の発言 (農林水産委員会)
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○参考人(鮫島正浩君) 鮫島でございます。
ただいまの御質問なんですが、確かに、私、林政審議会で会長を務めている間にこの話が起こってきたという経緯がございます。それで今、岩井様から御紹介あったように、そもそも未来投資会議、未来投資戦略の二〇一七、ここにまず始まっているかと思います。
これは平成二十九年の六月九日に閣議決定されたということで、その後の審議会、九月六日に開催されているんですが、まずそこで、国有林野において民間事業者が長期、大ロットで伐採から販売までを一括して行うということで、現行より有利な立木資産の売却の手法の可能性ということを、民間事業者にこれについて改善提案を募集するということを行うということがそこで決まって、そこから始まったかと思います。それで、その後、実際にそういうことを行って進捗があったことに林政審議会では報告を受けてきております。
それで、実際、今回の大きな動きになったのというのは、未来投資戦略の二〇一八の中に、いろいろ意見を伺った上でこれは実際に動かせるようにということで、そのための法案を次期通常国会、現在の国会になるわけですが、そこに出すということで林政審議会の方に、それに向けて審議会としての意見を取りまとめてほしいという要請がございまして、現会長の土屋先生が施策部会長をやっていたということで施策部会で集中審議するのがいいだろうということで、昨年の十一月に二回、集中審議、施策部会で行っています。
その取りまとめが昨年十二月十七日の林政審議会の会議で報告されたということになっております。その中でいろいろな意見が出されて、それからそれに対しての林野庁の回答というのもそこで資料として提示されておりまして、いろいろな御意見ございます。
それで、その中で、先ほどの泉参考人の意見にも出てきておりますが、やっぱり国民の森であると、森林であるということと、それからやはり公益的な機能、そういうものを重視していくということに対しては非常に皆さんやはり気を遣われて意見が出てきております。ですから、今回進めるに当たっても、そこの原則の中でやはりきっちり説明をできるようにするということは大事かなという議論ではないかなと思います。
それから、実際運用した段階でいろいろなやはり問題が発生するんじゃないか、課題があるんじゃないかということで、その辺もきっちりやってほしいということで、運用面でのやはりチェック機能だとかそれからルール作りとか、その辺についてもいろいろ懸念はあるから、そこはしっかりやってほしいという意見も出されました。
それから、やはり国有林であるから国がきちっと責任を持って監督できる、そこをしっかりやらないといけないということですね。その辺についての要望もございましたし、さらに、じゃ請け負う業者はどうするかということに対して、やはり公明性とか透明性の担保、そういうことに対して、それから、やはり地域への影響ということを考えたら、市町村、地域の意見も聞くべきじゃないかと、それから、あとは下流を見た場合、サプライチェーンとの関係をどう捉えるか、そういう意見が出されました。
ですから、意見は委員によってたくさん、立場も違うのであるんですが、やはりこれを運用していくときに、やっぱりどこまでしっかりできるのかということですね、そこをやっぱり考えていただきたいということではないかなと思います。
以上でございます。