高篠和憲の発言 (農林水産委員会)

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○参考人(高篠和憲君) 一部でそういうことがあるとは聞いているんですけど、私どもの周辺ではかなり、木はやはり無駄に使わない、その目的に合わせてということで、北海道の場合、商社もそうですけれども、製紙会社も非常に強いから、製紙会社は製紙会社でしっかり、紙の原料はこちらよと、それから、ちょっと落ちるやつはバイオマスに使ってもいいよと、しっかり区分けしているという形で私ども取引しているんですけれども、違う地域、あるいはそういうところで、東北に行けば高く売れるから売ってしまえとか、あるいは海外も行っているのもあるのかもしれませんけど、そういう意見は、情報は少しは聞いておりますけれども、私どもの周りでは、やはり国有林材は無駄に使わないで、少しでも高付加価値、用途に合わせて。
 その中で、さっきも申し上げましたように、細くても、今製材技術が進んで、合板でも十センチ台でも使えるだとか、そういうふうにありますので、それまでうちらとしてはバイオマスに持っていくという気が全然ないわけで、それを使っているという人は、やっぱり効率的にもう区分けが面倒くさいからこっちへ売ってしまえという方も中にはあろうかと思いますけれども、やっぱり私はそれではいけないなと。
 太いやつは太いやつ、細いやつは細いなりにやっぱりしっかり区分けして、販売も、国有林もそういうふうにやっているはずなんですけれども、中には、選別が面倒くさいから、この中にちょっといいのが入ったけれども、それを分けると非常にコストが掛かるから、一緒にこれは原料材で買ったから。でも、中には、業者でも、原料材で買ったけれども、その中に、これ節がちょっとあるんだけれども、いいから、これはこっちに分けて高く売ろうという、そういう努力されている業者もいっぱいいます。
 だから、それが全てそういう方が多いというふうに言われると、我々も林業として、なりわいとして申し訳ないし、私どもも、先ほど小川先生言っていたように、国産材で家を建てる、そういう動きが今全国各地でやって、自分の、木を見て、この木でうちの柱建てるということで、非常に売れているようです。それが高付加価値につながっている話も聞きます。
 私どもでも、一時、三、四年やったことあります。お客さんに山見に来てもらって、製材工場見てもらって、あんたの柱が、あそこに建った柱がこれだよということで、高付加価値にはならなかったんですけど、取りあえず使っていただいたと。
 そういう意味で、そういうPRが我々ちょっと少ないかなと。やはり地元の材で、家を建てるときには近くの木を使いましょうということがやはりいいわけですから、それがもっともっと林野と一緒になって進めて、我々の木が高くても売れるようにということでもっともっと、我々も力が足りないなと思っております。
 以上です。

発言情報

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発言者: 高篠和憲

speaker_id: 25883

日付: 2019-05-28

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会