泉英二の発言 (農林水産委員会)

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○参考人(泉英二君) やはりこの樹木採取権、その中でみなし物権という形にこの樹木採取権、単なる伐採と販売ということなんですね、ということで、それをそのような形でみなし物権化するということには基本的に無理があります。ただ、どうしてそういうことをせざるを得なかったのかというと、やはり新しい法律を作るためなんです。
 要するに、これ、こういう形のものをしないと、要するに国有林に対して普通の賃借権でやっていくんだと、何も新しい法律が必要がないんですよ。要するに、新しい法、みなし物権というものを今回、全く新しいんですよと、そういうものを作らなくちゃいけないんですよ、だから法律を作らなくちゃいけませんという組立てなんですけれども、実態は単なる賃借権に近いものでしかない、これは。
 ですから、そこに、これ、ですから先ほど申し上げました法律事項、五十年ということも同じで、どうしてそんな無理、無駄な長期間をやったのか。これはびっくりさせるんですよ。要するに、五十年間というのは余りないです、だから新しいんです、すごいんですという、だから法律事項なんですという。
 ですから、ここで結局新法を作るということにおける無理がこういうところでやっぱり出てきているという。みなし物権ですから結局担保権になりますし、これ担保に入れられますしというような形になるわけですけれども、この権利は担保に入れるものかというと、もうあり得ないですよね。
 でも、本当はこの組立ては、元々公共施設等運営権というものなんかはみなし物権なんですけれども、それは必ず巨大なファンドからお金を借りるという、そのときには物権化しておかないと貸してくれないという。ですから、結局PFI法は、公共施設等運営権をみなし物権としているんです。
 これは、公共施設等運営権の場合には、みなし物権とするのは、巨額を借りるということのためには絶対必要なんですね。それで、使用料からこれを返していくという仕組みをつくるわけですけれども、それに対して今回のことも、実は、狙いは、竹中さんたちの方の本来の狙いはそれはあるんです。もう外資を含めてこれを入れ込む、そのためのみなし物権だと。ところが、林野庁が矮小化しちゃうんですよ、運用、運営で。ということになってくると、何なのこれはという話が出てきてしまっているという。
 要するに、この二つの流れが、竹中平蔵さんから来るような流れと林野庁の流れは全くこのことに関しては異なっている。そこの矛盾がそういうふうな形で出てきているのではないかという。

発言情報

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発言者: 泉英二

speaker_id: 13000

日付: 2019-05-28

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会