高篠和憲の発言 (農林水産委員会)
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○参考人(高篠和憲君) 先ほどの御質問の国有林、急であったり奥地があるということで、それを自然林に戻したらという、私自身も実はそう思っていまして、やはり海外と戦う、戦うといったら大げさですけれども、勝負していくために、やはり効率の悪い急傾斜地で人工林化して再生していくというのはやっぱり効率悪い。そういうところは、逆に急傾斜であればまた災害も起きやすいわけですから、やはり自然林に戻してというのは非常におっしゃるとおりで、だから、採算が悪いところは、無理してそこで木を切ったり植えたりはしなくても、もう、じゃ、我々もそれで広葉樹を一生懸命増やそうということで少し実は動いています。中には直接植えることもあるけれども、天然の方は苗がうまくいく。植えた木は、ちょっと広葉樹は難しい。人工林も、針葉樹の場合は杉、ヒノキ、トドマツなんかは植えてもかなりうまく、五十年とかそういう周期で大きくなるという技術はある程度できたと思います。
そういう意味で、これから民有林とも提携して、民有林でもやりやすいところもこういう方式をどんどん取り入れて、やっぱり無駄なく再利用していく。いわゆる森の中でも、畑的な部分と自然を維持するための、国民的な癒やしの部分も含めて、山を守る、森もそういうふうに。
一応、国有林では、我々がもらっている施業の地図では機能分離というのがされていまして、ここはもう天然のところですよ、手を付けられませんよ、ここは木材の再生する部分ですと色分けはしっかりしているので、そういう中で、国有林さんも機能分類しながらここはこうしていこうという計画を持ってやっているわけで、その色分けをちょっと変えて、ここはちょっと急だからというような御意見で天然林化しようかというのもやっぱり進めていくべきだと、そういうふうに思っています。
僕らも余り民有林の方は仕事はしていないんですけれども、民有林でもそういう考えを、これからやっぱり官民一緒になってそういう山づくりを、林野庁さんは特に主導的に民有林の方もそういうふうに、いい森づくり、そして再生するところは、できるところはすると。
そういう意味で、北海道は、そういう条件が、先ほどのお話もありましたように畑的な緩いところもありますので、そういうところは積極的に更新していきながら再造林して山づくりをしていくというところでは、いい場所は結構あろうかと思っております。
以上です。