鮫島正浩の発言 (農林水産委員会)
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○参考人(鮫島正浩君) いろいろな重要なことを、意見を言われているんじゃないかなと思うんですが。
まず、質問に入るかどうか分からないんですが、国有林の蓄積量が少ないというのは、一つは、私は、地域、場所の問題があるんじゃないかなと思います。国有林はやはり北に多いということで、当然南には民有林が、九州なんかは多いわけで、そうすると、アベレージで見るとやはりこういう結果になるんだと思うので。あと、国有林、やはり奥山もありますし、いろいろ考えるとやはり量だけで議論はできないかなと、個別にきちっと見なきゃいけないなと思います。
それから、山づくりの議論が少ないんじゃないかということなんですが、私は、山づくりの議論は林野庁さんを始め相当やっぱり議論されていると思います。
それから、先ほどの儀間議員の御質問の中にもあったんですが、今の人工林というのは、これから、今一千万ヘクタールあるんですが、これ、百年後ぐらいを想定するんだと思うんですが、六百六十万に減らすという方向で、やはり戦後、奥山まで造林をして、本来そこに人工林持っていくような場所じゃないところまで人工林になっているということで、これは育成複層林に移行していくという、そういう施策も森林・林業基本計画の中にはちゃんと盛り込まれています。
ですから、そういう意味では、山づくりの議論は一方でされているということであると思いますし、これは、足らないと思うんだったらもっと議論をしていただいて、徹底的にやっていただきたいというふうに思っています。
それから、長期、大ロットということなんですが、下流の人間、私、木材とかバイオマス利用するための立場の人間ですけど、そこから見ると、今計画しているものは決して大ロットではありません。あくまで試行です、これは。今の規模でやるんだったらそんなに大きくないから、試行ということで、ここでやはりいろいろ経験を積んでいただきたいというぐらいの気持ちで見ております。ですけど、これが、要するに、更にどんどん大ロットで展開していくとなると、やっぱりこれはちょっと余り急ぎ過ぎない方がいいというふうに私も思っています。
それから、長期といっても、五十年という話が出るとまあ長期なのかもしれないですけど、五年です。五年というのは、どんなプロジェクトもやるにしても最低期間五年なんですね。ですから、決して長期ではなくて、何かをやるには五年、そしてもう一回で十年、これは基本的な単位だと思います。現在の再生可能エネルギーのものも二十年まで見ているわけですね、あれも。でも、小規模なやつは十年とかですね。大体、ですから、そういう意味では妥当なところかなと思います。
それから、トップダウンということなんですが、トップダウンはいつも付き物で、森林・林業再生プランのときも菅首相のトップダウンで、私から見たら突然始まった議論だと思っているんですね。でも、そういうことを言う人はいていいんじゃないかと思うんですね。それをどう受け止めて、どう議論して、どう展開するかということが一番私は大事だと思います。ですから、最初にそういうことを言ったというのは事実かもしれないけど、それは余り気にしなくていいというのは私の思うところです。むしろ、この議論をきっちりやるということだと思うんですね。それで、今やはり議論を更にきっちり継続していくということが大事かなと思います。
ということで、以上でございます。