安藤久佳の発言 (予算委員会)
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○政府参考人(安藤久佳君) お答え申し上げます。
先生御指摘のとおり、近年、中小企業の景況感が全体として改善傾向にあります中で、倒産件数は減少傾向にございます。一方で、廃業件数は倒産件数を大きく上回っておりまして、むしろ高止まりの傾向がうかがえます。
御指摘の帝国データバンクの調査によりますと、二〇一八年におけます全国の休廃業、解散件数は二万三千二十六件でございました。これに対しまして、倒産件数は八千六十三件ということでございまして、御指摘のとおり二・九倍と相なっているところでございます。
その背景でございますけれども、廃業件数が高水準にあります、まあ様々な要因があるかと思いますけれども、やはり経営者の高齢化、そして後継者不足、この二つがかなり大きな要因であろうと推察をされます。
経営者の高齢化につきましては、同じく帝国データバンクの調査によりますと、代表者の方の年代構成で、七十代、八十代以上の割合が大変大きく増加をしております。合わせました六十代以上の経営者の割合は全体の七七・七%、こういった高い水準にまで至っております。
また、後継者不足でございますけれども、今後十年間に、経営者の方の平均の御引退年齢が七十歳でございますが、この七十歳を超える中小企業・小規模事業者の経営者は全国で約二百四十五万人と見込まれております。また、その約半数に当たります百二十七万人、全国の中小企業の約、企業の約三分の一に相当する数が後継者が未定であると、このような推計を私どもはしているところでございます。