西村泰彦の発言 (予算委員会)
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○政府参考人(西村泰彦君) 前段の御質問についてお答え申し上げます。
大嘗祭につきましては、平成度において、稲作農業を中心とした我が国の社会に古くから伝承されてきた収穫儀礼に根差したものでありまして、伝統的皇位継承儀式という性格を持つものでありますけれども、その中核は、天皇が皇祖及び天神地祇に対し安寧と五穀豊穣などを感謝されるとともに、国家国民のために安寧と五穀豊穣などを祈念される儀式であり、この趣旨、形式等からして宗教上の儀式としての性格を有すると見られることは否定することができないことから、国事行為たる国の儀式として行うことはせず、皇室の行事として行うこととされているところであります。
他方、大嘗祭が皇位が世襲であることに伴う一世に一度の極めて重要な伝統的皇位継承儀式であるから、皇位の世襲制を取る我が国の憲法の下においては、その儀式について国としても深い関心を持ち、その挙行を可能にする手だてを講ずることは当然と考えられることから、大嘗祭は公的性格があり、大嘗祭の費用を宮廷費から支出することが相当であるとされているところであります。