五百旗頭真の発言 (予算委員会公聴会)

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○公述人(五百旗頭真君) ありがとうございます。
 国がなかなか防災復興庁といっても動いてくれない危険を感じながら、私のシンクタンクでは科研をもらって全国の心ある人を集めて、それも私のようなのは、私や御厨、飯尾なんていうのは、社会科学の方から災害対処どうするかというので復興構想会議やったんですが、それとは別に、防災工学といって、理工系で実際の地震のメカニズムがどうで対処の問題はどうでというようなこと、そういうのが非常に、むしろ圧倒的多数なんですね。その両方の人を集めて、南海トラフというとんでもない事態に対して何が対応で忘れているのか、抜けているのか、何をしなきゃいけないのかという総合的研究を始めようとしているんです。そういう意味で御趣旨にその点は合うかなと。
 ただ、サイバーの話になりますと、これはとても手が届かないと。これは非常に特殊な専門的分野で、先端技術を伴うもの。サイバー、宇宙、それから電磁波、こんなものが今、最も重大なものになりかけているんですね。昔は陸戦が主であってと言っていたのを、ナポレオンがトラファルガーでイギリスに負けた後、やはり海の支配が大事だと、海上権力。そして、二十世紀の二つの大戦で空だねというふうになったんですよね。今はその前に情報の前さばきというものでしくじったらおしまいだと。電磁波やサイバー攻撃で脳神経と通信、目も耳も潰されてしまったらどんなに立派な部隊の訓練やっていても何の役にも立たない。そういう局面へ来ているんですね。
 これはやはり相当専門的に対処し、先端的なもの、国際的な基準の中で、相手の国は、大国はその能力持っていると、こちらがない場合にはやられっ放しですね。どういうふうにすればサバイブできるのかということを真剣に考えなきゃいけない。これはやはりその専門機関が要ると思っています。

発言情報

speech_id: 119815262X00120190312_198

発言者: 五百旗頭真

speaker_id: 31051

日付: 2019-03-12

院: 参議院

会議名: 予算委員会公聴会