小河光治の発言 (予算委員会公聴会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○公述人(小河光治君) ありがとうございます。
 この子供の貧困のメーンターゲットは、先ほど言いましたように、ほぼ三つに今絞られていると。生活保護世帯、それから一人親世帯、それから社会的養護の下で暮らす子供たち。これは、というのは、その法律ができた段階においてはやっぱり施策がそういう施策しかないというところがありまして、なかなか見えない状況にあるということですね。
 私ども、こういうことが分かったのは、実は一昨年度になりますけれども、入学・新生活応援給付金という、今のこの三つの世帯を対象にして、入学や新生活を迎えるお子さんに給付金、三万円から五万円の給付金を昨年度ですと二千八百人ぐらい、一億一千万ぐらいのお金でお渡ししています。
 こういう方々に単にお金を渡すだけじゃなくて、その後調査をしました。そうすると、それをクラスター分析をしていってカテゴリーで分けていくと、実は、今言ったように、例えば外国にルーツを持っているお子さんのところが何も、抜け落ちているとか、御両親いらっしゃるんですけど二人とも非正規で働いている、お子さんが四人、五人いる、ここには何も実は、例えば小さいお子さんだったら児童手当があるんですけど、それ以外、児童扶養手当もない。何もなくて、うちのこの給付金しかありませんでしたというようなところがある。そこが今までやっぱり見えなかった部分だと思います。
 ですから、そこを、見えてきたので、より見えるところにやっぱりちゃんと全ての子供たちが、充てなきゃいけないということと、やはりこの今の再分配機能がちゃんと働いていないんじゃないかというところ。まさにこれは、今回も議連の中でも阿部彩先生にも御一緒に御発言をいただきました。まだかなりの部分、そういう効いてきている部分もあるんですが、今特に小さいお子さんの世帯では再分配機能が十分効いていない、あるいは二人親の世帯では効いていないというところがあったりとか、あるいは貧困率一番高いところでいうと、結構大きなお子さんというんですかね、そういうお子さんのところが今なお貧困率高いというような状況もありますので、その辺りにはいろいろ集中的にまた再分配進めていかなければならないだろうというふうに思います。

発言情報

speech_id: 119815262X00120190312_239

発言者: 小河光治

speaker_id: 12305

日付: 2019-03-12

院: 参議院

会議名: 予算委員会公聴会