小河光治の発言 (予算委員会公聴会)
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○公述人(小河光治君) 私ども、ちょっとさっきも言いましたけど、子供の貧困の貧困というのは、貧しいという言葉と困っているという言葉がある。この二つの軸で考えると、経済的な問題、それから困り事が多いか少ないかというところと両方実はある。貧困は、まさに経済的に苦しい状況にあり、かつ困り事をたくさん抱えている、生きづらさをたくさん抱えている状況が貧困ということだと思います。
私自身も子供のときに親を亡くして大変な状況にあったんですけど、かつては、私の自分の体験からいっても、経済的には貧しいけれども、例えば地域だとかあるいは学校の先生だとか、いろんなところが本当に親代わりをしていただいて、親はなくとも子は育つということわざどおり、親代わりにいっぱいなっていただくような地域社会だとか、そういうものがあった。ですから、困り事はそんなに、少なかったのかなと思います。
ただ、今はそういう状況でもないという、両方複合的になってきて、さらに、例えばこれで外国にルーツを持っているお子さんですと更にそれが多重になってくるというような部分というのは、やっぱりかつてに比べると大変一方で厳しくなって、孤立している問題も含めて、より深刻な状況に今なっているのが現状ではないかと思います。