神谷昇の発言 (国土交通委員会)
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○神谷(昇)委員 今のお答えをお聞きしておりますと、やはり、ヨーロッパに大きくおくれた原因は、いろいろな制度が不備であった、そういうことで、私は、三十年ヨーロッパにおくれている、そういうふうに考えております。
しかし、いろいろな法律が整備されまして、今後、洋上風力発電の促進のためには、今おっしゃったような基地制度が重要であります。また、再エネ海域利用法と港湾法の運用をしっかりと行っていただいて、そして民間の方の導入を一層促進しながら、ヨーロッパに追いついていっていただきたいというふうに思っております。
この再エネ比率を高めるということは、やはり、我が国としてパリ協定を守っていく上でも非常に重要な課題であるというふうに認識しておりますので、港湾局長におかれましては、この辺、しっかりと取り組んでいただきたいというふうに思っておるところであります。
世界各国のGDPの伸びを見てみますと、一九九五年から比較しますと、二十年余りでございますけれども、中国は何と十五倍以上の伸びであります。アジアでも急速に伸びている国が幾つもあります。世界平均で考えますと、大体二・五倍であります。
そうすると、二・五倍といいますと、日本でいいますと千二、三百兆円のGDPがあるわけでありますが、日本は現状は五百五十兆でありますから、何と一・一倍、世界平均を大きく下回る、これはもう話にならぬわけであります。
一九四五年に完膚なきまでもたたきのめされた日本が、急速に一九九〇年まで、世界の奇跡と言われて成長しながら、そこでいまだにとまっている。この原因は、いろいろとあると思うんですけれども、私は、その原因の大きな要因は、我が国における交通インフラへの投資が急成長の国に対して大きく劣っているのではないかというふうに思っています。今こそ、将来を見据え、グローバルスタンダードを考えながら、大胆に交通インフラ整備をすべきときであろうと考えております。
我が国でも国際コンテナ戦略港湾づくり等に取り組んでおりますけれども、しかし、近年、コンテナ船の大型化が予想以上に進んでいる中で、我が国の大水深バースの建設がついていっていない、すなわち世界のグローバルスタンダードから大きくおくれてきている。
そのために何が起こっているかといいますと、北米、欧州航路で国際基幹航路の絞り込みが行われている中で、国際基幹航路の我が国への寄港便数が減少しておりまして、これはまさに危機的状況となっています。
上海、青島、釜山、シンガポール等アジアの主要港で、二十万トンクラスで、一隻で二万TEUクラスの大型コンテナ船がばんばんと入港している中を、日本は今後どう対応していくかが非常に重要であります。
横浜港ではマイナス十八メーター岸壁が一バースございますけれども、同じ国際戦略港湾の阪神港ではいまだマイナス十八メーター岸壁ができておりません。
そこで、早急に阪神港にもマイナス十八メーター岸壁をつくって、東と西で大型コンテナ船を受け入れる、そのための機能強化が必要であると考えております。グローバルスタンダード化の観点からもお尋ねをしたいと思います。よろしくお願いいたします。