初鹿明博の発言 (文部科学委員会)

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○初鹿委員 さっきも言いましたけれども、まあまぐれで当たることはあるかもしれないけれども、基本的にそんなに差はないと思いますよ。
 もっと言えば、この問三のところ、これは、グラフの形式がどうなるかという質問なんですけれども、「上に凸で、頂点のx座標が正であるという特徴。」というのが答えになるんですが、条件をつけちゃっているんですね、二つの語句、凸と頂点のx座標というのを用いろと。凸と書いてあったら、グラフが上向きになるって、誰だってわかるじゃないですか。下向きになるときは凸なんて書かないですよね。下に凸なんという日本語を使わないと思うんですよ。それで、頂点のx座標だから、つまり、グラフの特徴を考えたら、この頂点が正になるか負になるか、プラスかマイナスか、どっちになるかしかないわけですよ。
 こんなの、見た瞬間にほとんどの人は、ああ、正か負かそれだけ考えればいいんだな、もうプラスかマイナスかで、頭を見ればマイナスがついているかプラスがついているかで上向きか下向きかわかるんだから、こんなのは考えないでもできちゃうような問題ですよ。これで何の思考力を問えるんですか。
 私は、マークシートでやるのとほとんど変わらないという指摘をさせていただきます。
 次に、国語です。国語は、採点の条件というものを示させていただきました。小一問から三問までは資料につけさせていただいておりますが、ここは小一の、一問目だけのグラフです。
 条件が三つあるんですね。三十字以内で書かれていること、この問題の場合は、言葉を用いないということや指さしによるということが書かれていること、そして、コミュニケーションがとれる又は相手に注意を向けさせるということが書かれていること、この三つの条件があるんですね。
 通常、記述式問題って点数だと皆さん思っていませんか、十点とか。違うんですよ。この条件に合わせて、この条件が幾つクリアしたかでこの表のとおりaからdまでの四段階の評価になるんです。これが、おかしいところが幾つかあります。
 例えば、これは三十字以内で書く問題なんですけれども、普通、三十字以内で書く問題だったら、字数制限をオーバーしたらバツじゃないですか。皆さんたち高校や中学のとき、試験をやって、三十一文字になったら、それだけでバッテンですよ。ところが、見てください。三十文字、満たしていなくてもいいんですよね。点数とれるんですよ、ほかを満たしていれば。
 それで、一番の問題はここですよ。この注意というところに何て書いてあるかというと、正答の条件を満たしているかどうか判断できない誤字脱字があった場合は条件を満たしていないこととすると書いてあるんですが、裏を返すと、誤字脱字があっても減点しないということですよ。
 例えば、きちんと点数をつける場合は、十点満点で、漢字の間違いが一つあったら一点引かれる、三つあったら三点引かれて七点になりませんか。ところが、これはそうならないんですよ。
 その結果どうなるかというと、字数をオーバーして漢字を三つ間違えていても、ちゃんとこの下の二つの条件がクリアされていると、段階はbになるんです。ところが、字数内で誤字なく書かれていても、例えば、ここの一つの条件をクリアしていないとcになるんですよ。そうやって、誤字で減点しないということで評価が一ランク違う。
 一ランク違うとどうなるかというと、全体の評価が、先ほどのは問一ですけれども、問二、問三とあわせてこういう表で五段階で評価される、そういう形になっているんですよ。
 これって、実際に答案を書いて答案を純粋に点数をつけた評価とこの評価が一致すると思いますか。この表に合理的な根拠がありますか。
 大臣、これは合理的な根拠がある表だと思いますか。お答えください。

発言情報

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発言者: 初鹿明博

speaker_id: 16301

日付: 2019-11-15

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会