安倍晋三の発言 (予算委員会)
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○安倍内閣総理大臣 弾道ミサイル発射が安保理決議違反であることは明白であり、こうした立場について、例えば先般のG7の際に行った日米首脳会談で、冒頭、私から、北朝鮮の短距離弾道ミサイルの発射は安保理決議違反であり、極めて遺憾である旨述べ、トランプ大統領から、完全に理解する旨の発言があるなど、累次の機会に確認をしてきているところでありまして、今後とも、我々、国民の命そして平和な暮らしを守り抜くという決意のもとに、しっかりと外交努力を重ねていく考えでございますし、同盟国たる米国と緊密に連携をし、そして国際社会と協力をし、そして国民の命を守っていく、この方針には変わりがないわけでございます。
今、岸田委員が言われたように、では、私たちが何をしているかということでございますが、私もこの北朝鮮の問題にずっと、二十数年来かかわってきているのでございますが、小泉総理そしてブッシュ大統領との間で、対話と圧力という基本的な考え方によって北朝鮮の政策を変えさせていくという方針を定めました。残念ながら、まだその成果が出ているわけではないのでございますが。しかし、その中で、かつては日本はほとんど制裁もできなかったのが事実であります。しかし、今は、制裁を可能にする法律ができ、我々としてはかなり、制裁においては最大限の制裁、圧力をかけているわけでございますが、安保理決議によっても国際的に制裁をかけている中において、日本は、例えば瀬取り対策については日本が主導して、自衛隊が中心になって瀬取り対策を行い、米軍、あるいはカナダ、イギリス、フランス、豪州等からも参加を得ているわけでございます。
今まで、どちらかといえば、こういうものはアメリカが主導して、日本がいろいろ考えながら、しばらくたって参加するということだったわけでございますが、これはまさに日本が主導し、多くの国に参加を呼びかけ、海上、航空から瀬取り対策を行い、それなりの成果を上げているわけでございますし、また、当然、中国への働きかけも強めているわけでございますが、要は、大切なことは、しっかりと国連決議を完全に履行していくことが大切であります。我が国はもちろん完全に履行しているわけでございますが、更に多くの国々が履行するよう強い働きかけをこれからも行っていきたいと思います。
同時に、今、懸念についてお話がございましたが、我が国としても、弾道ミサイルの発射を始めとする北朝鮮の軍事行動について、引き続き、米国と緊密に連携をしながら、必要な情報の収集、分析及び警戒監視に全力を挙げていくとともに、このミサイル防衛能力の強化を着実に進めていく必要があるわけでございまして、しっかりとそれを進めていきたい、こう考えております。