青山幹雄の発言 (経済産業委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(青山幹雄君) 御質問の点は二つあるかと思います。一つは、国民への理解と並びにどう導入するかということでございます。
 まず、導入に関しては、いろんな組織が個別にやるのはやはりもう難しいのではないかと思いまして、先ほどのIPAを含めて、その先駆けとなって先導するやっぱり組織的な仕組みが必要だと思っています。一つは、そのIPAなどを中心として、技術的、あるいは人材を育成する、あるいはアーキテクト、プラットフォーマーを育成することだと思っています。
 二番目に、やはり国民全体のこれは課題でございます。御指摘のように、理解を進めないといけないと、そのためには、やはりこういう理解を進めるようなある意味で組織的な対応を国にもお願いできないかなというふうに思います。
 ですから、例えばIPAかもしれません、ほかの、あるいは教育の側面もありますけれども、それぞれの組織でこういったDXを、あるいはデジタル技術を普及させる一つの何らかの活動が必要じゃないかと思っています。最近、これから中高生でプログラミングが始まりますけれども、彼らがこういったものを理解して、国のこれからの、活躍できるようなことも期待しています。
 一方で、やっぱり中高年が一番重要かなと思います。中高年に対して、やっぱりそれなりの理解をしていただかないと使いこなせないという課題があろうかと思います。そのための、やはり地域のDX、あるいはもっと生活に根差した使い方を促進するような施策もできればお願いできないかと思っています。
 それから、世界的に申しますと、もうこれは非常に各国、中心課題だと思っております。
 例えば、インダストリー四・〇もそうですけれども、もう八年ぐらいたちますが、例えばドイツでは、先ほどアーキテクチャーの議論がありますけれども、製造業の全体の、参照アーキテクチャーという言い方をしますが、全体の枠組みをつくってそれぞれ全部標準化を行っております。そうすると、その標準化に基づいて違う業界がお互いに連携をすることが可能になる。今までは個別最適で、A社、B社、C社、個別にいろんな技術を開発したのを、業界横断的にできるということになります。
 特に、最近GAFAの問題があるかと思いますが、GAFAというのは、いわゆる通信のためのプラットフォーム、コミュニケーションのプラットフォーム、いわゆる水平プラットフォームという言い方をします。
 それに対して、これから必要なのは、垂直と言われる、例えば、製造業のプラットフォーム、あるいは農業プラットフォーム、あるいは医療のプラットフォーム、こういう垂直型のプラットフォームでございます。これは、それぞれの業種の、あるいは企業の知識がないとできません。これはこれからが競争の鍵であると思っています。こういったのは、日本の製造業の知識とか、あるいは農業とか、そういった知識を盛り込まないとできませんので、それに対して是非取組を進めていただけないかと思っています。
 これが恐らくは次、例えば個別企業の例ですけれども、最近、グーグルが今度は来年から銀行を、グーグルバンクというのを始めるんですね。これは、だから、水平プラットフォームから垂直プラットフォームが出てくるというふうな一つの表れだと思っています。これからは各業種ごとの技術をうまく整理したプラットフォームが必要だと思っています。
 以上でございます。

発言情報

speech_id: 120014080X00420191126_013

発言者: 青山幹雄

speaker_id: 20784

日付: 2019-11-26

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会