青山幹雄の発言 (経済産業委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(青山幹雄君) 恐らく、やっぱり今までと同じ値段で売っては経営的に非常に基盤が弱いということで、おいしくすることによって、この農家では、多分一番最初に出されたミカンは、七百二十ミリリットルが千五百円ぐらいで売られていたんですね。大体十倍近い値段で売られ、それが完売しています。毎年私も買うんですが、実は。
やっぱりポイントは、経営を安定させないともうこれからは立ち行かないということと、付加価値を上げるチャンスが実はある、今までできなかったことができるようになるということに、二つのポイントはこの経営者がお気付きになった点だと思います。
今日お話しした愛知県の事例も、これスタートは、大きなシステムを買うとお金が掛かるので、自分でラズベリーパイという、私どもの学生が使うんですが、一個五千円ぐらいのコンピューターを買ってきて、自前で全部やれたんですよね。そうすると、設備投資が大体数万円程度で済むということを始めて。だから、やっぱり小さく始めて段階的にやると、どこかのポイントを絞ってですね。あれもこれも全部改善するのは難しいですね。例えばこのミカン農家の場合、糖度を上げるということにもう絞って、おいしいものを作って高く売るということで経営を安定させる、収益を良くするということにやられたと思うんですね。
だから、こういったやり方というのは恐らく共有できると思います、ほかの分野もですね。こういった知見を例えばIPAで共有して、ほかの企業の、あるいはほかの農家の方に提供できるようになれば、後から、これからやろうとかいう方の後押しにもなるし、あるいは成功のチャンスが、やり方がだんだん分かってきたということになるかと思います。