上田良一の発言 (総務委員会)
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○参考人(上田良一君) お答えいたします。
二〇一五年に公表いたしましたNHKビジョンにおいて、放送と通信の融合時代にふさわしい公共メディアへの進化を目指すとした考え方を初めてお示ししました。二〇一八年に公表した今の三か年経営計画においても、放送を太い幹としつつ、インターネットも積極的に活用して、より多くの人々に多様な伝送路で公共性の高い情報や番組などのコンテンツを届けることで、正確、公平公正な情報で貢献、安全で安心な暮らしに貢献などの六つの公共的価値の実現を追求するという公共メディアの役割についての考え方をお示ししました。
さらに、放送法改正法時の附帯決議も踏まえまして、今年九月にインターネット活用業務実施基準の素案を取りまとめて意見募集を行った際に、「インターネット活用業務実施基準の改定にあたって」という文書をNHKのホームページで公表いたしました。この中で、信頼される情報の社会的基盤の役割を果たし続けていくためには、テレビ放送のインターネットの常時同時配信と見逃し番組配信のサービスを実施することが不可欠と考えたことなどを御説明いたしました。
インターネットの急速な普及が進み、スマートフォンなどの携帯端末が世代を問わず急速に浸透している状況を踏まえ、放送を補完するものとして常時同時配信と見逃し番組配信のサービスを実施するなど、インターネット活用業務によって視聴機会の拡大というのを図ることで新たな価値を提供し、視聴者の皆様に受信料の価値がより高まったと感じていただけるようにしたいと考えている次第です。