江田康幸の発言 (科学技術・イノベーション推進特別委員会)
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○江田(康)委員 大臣の丁寧な御説明で、今回の法案の意義というのがよくわかりました。またさらに、人文科学に係る科学技術、またイノベーションの創出、こういう概念を加えていくということにおいて、非常に前進であろうかと思っております。
その上で、一つだけ最後に質問をさせていただきますが、このイノベーションの創出、これは、こういうような新型コロナの、かつてない、今、治療薬もない、ワクチンもない、そういう状況で画期的な新薬やワクチンを開発する、そういうものにつながる、すなわちイノベーションの創出の導入、このことが大変重要なんですが、今回、法案では、科学技術基本法にイノベーションの創出の概念を導入しております。国の競争力の源泉はこのイノベーション力にあるわけでありまして、科学技術基本法に導入することはもう必要不可欠と思っておりました。
このイノベーションの創出については、現行の科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律において、企業活動を念頭に置いた例示を並べた上で、「新たな価値を生み出し、経済社会の大きな変化を創出すること」と定義がされました。しかし、例えば、SDGsのような概念が提唱され、この概念が普及することによって世界が大きく変わっていけば、これもまたイノベーションと捉えるべきではないかと考えます。
今回の法案において、このイノベーションの創出についてはどのように定義がなされたか、そのことを明確に示していただくとともに、今回、イノベーションの創出の概念を導入することで、かえってイノベーションに直接的につながりにくい基礎研究が軽視されることはないのか、最後に御確認をさせていただきたいと思います。