山上信吾の発言 (外務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○山上政府参考人 お答えいたします。
委員御指摘のとおりかと思います。ポジティブリスト形式、ネガティブリスト形式という二つの形式がある中で、一般的に申し上げれば、ネガティブリスト方式、これは自由化義務の例外分野を特定する形式でございますが、この形式によりまして、締約国がサービス貿易の自由化を約束していない分野をより明確に把握できる、こういうメリットがあるのではないかと考えております。
他方、ASEANの主張でございますが、ASEAN側は、中国、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、こういった国々との協定における約束表でポジティブリスト形式を採用しておるという経緯がございます。こういうこともございまして、日本とのこの改正議定書の交渉におきましてもポジティブリスト形式を採用することを主張したという経緯がございます。
これに対しまして我が国としてはどうしたかということでございますが、規制の透明性や予見可能性を高めることは重要である、こういう考えに立ちまして、各国が、サービスの貿易における関連規制のうち、市場アクセス及び内国民待遇に関する規定に基づく義務に適合しない措置を列挙した透明性に係る表、この表を作成することを強く求めたということがございます。
最終的には、交渉の結果、この改正議定書ではポジティブリスト形式を採用することとなりましたが、その一方で、今申し上げたサービス貿易の透明性や予見可能性を高める、いわゆる透明性に係る表を作成することが義務として規定された、こういう交渉経緯がございます。