加藤勝信の発言 (決算行政監視委員会第三分科会)

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○加藤国務大臣 まず、今の日本の感染者数が実態を反映しているのかということでありますけれども、ほかの国と比較してというお話があったときに、正直に、どこをどう比較して、どの計数を見たからこうだという具体的な指摘がないと、どこがおかしかった、あるいは正しいのかということがなかなか言えないんだろうと思います。
 例えば、死者数に比べてどうなのかとか、いろいろな、単にPCR検査が多い少ないというのは、これは多分鶏と卵の関係で、感染者数が少なければ、当然PCR検査は少ない。例えば、ヨーロッパの国々において、感染が爆発する前は決して多くなかったということでもありますので、なかなか、本当に実態がどこなのか、これは私どももつかみがたい、そして、今回の新型コロナウイルスの場合には、無症の方もおられますので、そういった部分はもちろんあるんだろうと思います。
 ただ、いずれにしても、ほかの国と比べてということになれば、何かそこの統計的な判断指標等をやはりベースにしないと、感覚的にはなかなか議論できないのではないか。中に、国内では、PCR検査、お医者さんが頼んだけれどもやれなかったという、この話は私の耳にも入ってきておりますから、そういう事例があるということは事実だと思いますけれども、じゃ、それが全体としてどういうふうに影響を及ぼしているかというのはなかなか判断が難しいのではないかと思いますが、ただ、いずれにしても、PCR検査がしっかり行われるようには更に努力をしていかなきゃならないというふうに思っております。
 それから、要するに、統計的な把握といったときに、何を把握するかということで、多分委員の御指摘は、一般的に、感染症の場合には、黙っていても、どこかで山があって、減っていくわけですね。なぜ減っていくかというと、国内において抗体を持つ方がふえてくることによって、それが一種の壁となって減っていくということで、したがって、どのぐらい抗体を持っている方がおられるのかというのは、実は大変重要な要素だと思います。その前提によって全然これから感染者数がどうふえるかという予測も変わってくるので、その辺に対してしっかり把握するということは非常に大事だと思います。
 それが、じゃ、今のPCR検査がそれに適しているかというと、これは、ウイルスがあるかないかを調べるのがPCR検査ですから、逆に、そういった意味では、抗体の有無を把握するということが大変大事になっていくんだろうと思います。

発言情報

speech_id: 120104130X00120200406_012

発言者: 加藤勝信

speaker_id: 5843

日付: 2020-04-06

院: 衆議院

会議名: 決算行政監視委員会第三分科会