吉田学の発言 (厚生労働委員会)
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○吉田政府参考人 お答えいたします。
今御指摘いただきました中の医薬品につきましては、製造の一部を海外で行っているものが多い状況にございまして、例えば、後発医薬品につきまして、私ども厚生労働省の委託事業として、メーカー百九十社を対象としたアンケート調査、これは平成二十九年度の実績でございますが、これによりますと、約四七%の品目が原薬の製造までを海外で行う、日本では輸入した原薬の製剤化のみを行っているという状況でございます。
この原薬の輸入先といたしましては、同じ調査によりますと、購入金額ベースで、韓国が約二二%、中国が約一九%となっております。
こうした状況の中、昨年には、抗菌薬の一つでありますセファゾリンにつきまして、海外での製造トラブルにより、長期間、国内での供給不足が生じた。さらに、今般の新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延に伴っても、海外で製造や物流、輸出等が停滞したことによりまして供給不安が生じている、あるいは今後生じる可能性がある品目が、関係者から複数指摘をいただいておるところでございます。
国内市場シェアの高いものから順次、あらかじめ学会と代替薬の調整を行うなどの事前調整をこれまで行わせていただいております。
厚生労働省としましては、重要な医薬品につきましては国内の生産体制を増強すべく、今年度の一次補正予算事業としまして、海外で生産されている原薬や原料への依存度が高い医薬品を製造する企業に対して、その国内生産に要する設備費用の一部を補助する事業を新たに実施することとし、昨日から公募をしてございます。
引き続き、中長期的な対策も含めまして、関係者の御意見を伺いながら、医薬品の安定確保を検討して、予防措置などを含め、対応を進めてまいりたいと考えてございます。