田中誠二の発言 (厚生労働委員会)

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○田中政府参考人 令和二年六月の有効求人倍率ですが、一・一一倍と、前月より〇・〇九ポイント低下をしております。
 中身を見ますと、有効求人倍率の分子であります有効求人数の方は引き続き減少しておりますけれども、減少幅は大きく縮小して、足元では下げどまってきている感があります。一方で、新規求職者数の方は大幅に増加をしているということで、有効求人倍率の低下につながっているという状況でございます。新型コロナウイルス感染症の影響を受けて離職されたけれども求職活動をしていなかった方々が求職活動を開始する動きも見られるというふうに考えております。
 それから、労働力調査による完全失業率ですが、二年六月は二・八%と、前月よりも〇・一ポイント低下、改善しております。完全失業者数は前月よりも三万人減少ということになっておりますけれども、そういう意味で、瞬間風速では改善しておりますけれども、中身を見ますと、完全失業者数の中で、勤め先や事業の都合による離職者は前月より六万人増加して、これは五カ月連続の増加ということで、これが懸念要素と言えると思います。
 今回の大きな特徴であります休業者につきましては、四月は前年同月差で四百二十万人の増加でありましたけれども、五月は二百四十七万人の増加、六月は九十万人の増加ということで、休業者の増加幅は縮小してきております。
 五月に休業者であった方が六月にどういう就業状態かということを見ますと、約四五%の方が休業を継続をしておりますが、約四七%の方が従業者となりまして仕事に戻っておられます。完全失業者となった方は約二%にとどまっているという状況でございます。
 こうした状況を総合しますと、現在の雇用情勢は、求人が求職を上回って推移しているものの、求人が引き続き減少しており、求職者の増加も相まって、厳しさが見られると認識しております。新型コロナウイルス感染症が雇用に与える影響により一層注意する必要があると考えております。

発言情報

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発言者: 田中誠二

speaker_id: 22354

日付: 2020-08-19

院: 衆議院

会議名: 厚生労働委員会