安倍晋三の発言 (総務委員会)
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○安倍内閣総理大臣 クルーズ船の乗客や乗員の皆様に対しては、船内での感染が初めて確認された二月五日から十四日間の健康観察期間が続き、精神的にも肉体的にも厳しいという御意見があった中で、感染拡大防止に最大限の措置を講ずる必要がありました。こういった状況の中で、チャーター便における知見や、船内での感染拡大防止が有効に行われていたという専門家の御指摘も踏まえて、下船をしていただくという判断をしたところであります。
政府としては、新型コロナウイルスは未知の部分が多いウイルスであることに鑑み、専門家の御意見も踏まえて、下船された方に対して、さらなる健康フォローアップ体制の強化、あるいはまた、公共交通機関の利用を避けることや極力外出等は控えることを対象者に依頼をし、感染拡大防止と重症化予防に全力で取り組んでいるところであります。
他方で、国内の感染状況については、複数の地域で感染経路が明らかではない患者が散発的に発生しており、一部地域には、小規模の患者集団、いわゆる患者クラスターの発生が把握をされています。現時点では、まだ大規模な感染拡大が認められている地域があるわけではなくて、今後の徹底した対策により、感染拡大の防止を図ることができる状況と考えています。
まさに今が、今後の国内での健康被害を最小限に抑える上で極めて重要な時期であり、国や地方自治体、医療関係者、事業者、そして国民が一丸となって対策を更に進めていくため、二月二十五日に政府として基本方針を取りまとめたところであり、今後の感染拡大の動向を注視しながら、万全の対応をとってまいりたいと考えています。