木村次郎の発言 (農林水産委員会)
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○木村(次)委員 おはようございます。自由民主党、青森県の木村次郎です。
きょうは、質問の機会をいただきまして、感謝申し上げたいと思います。
冒頭、新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方々にお悔やみ申し上げますとともに、罹患された全ての皆様にお見舞い申し上げたいと思います。
そして、きょうは、ナイチンゲールの生誕ちょうど二百年に当たる日となりますが、こうした看護師あるいは医師など、医療の現場を始め社会を支えておられるいわゆるエッセンシャルワーカーの全ての皆様に感謝申し上げたいと思います。
さて、去る三月三十一日に閣議決定となりました新たな食料・農業・農村基本計画について、翌四月一日の委員会で江藤大臣からその内容の御説明をいただいたところであり、また、同日、大臣を本部長とする農林水産物・食品輸出本部が設置されたところでございます。二〇三〇年度の食料自給率として、カロリーベースで四五%、生産額ベースで七五%と設定され、また、農産物の輸出額を五兆円とするなど、さらなる高みを目指していくということとしております。
しかし、残念ながら、今、私たちは、新型コロナウイルスという見えない脅威にさらされている状況にあります。後ほど質問でも触れさせていただきますが、先月末に成立した補正予算を受け、今後、大臣始め農水省の皆さんの御尽力により、さまざまな手だてが速やかに講じられていくよう期待するところ大でございますが、現下の状況に鑑みれば、設定されたそれぞれの目標に向かっていくその発射台自体が実態として大きく下がっているということは否めないわけであり、それだけハードルが高くなっていると真摯に受けとめる必要があるんだと思っております。
そうした意味において、まさにこの江藤丸はこの新たな計画においてはある意味前途多難な船出となったと思いますが、江藤大臣におかれましては、どうぞひるむことなく強力なリーダーシップを発揮されますよう御期待申し上げ、心からエールを送りたいと思います。
きょうは、私、このリンゴの絵柄をあしらったマスクをしてきております。赤もあるんですけれども、男性が赤をやるのはちょっとなかなか目立つので。
ことしは、リンゴの主力品種「ふじ」が、私が生をうけたこの青森県藤崎町で誕生してから八十年という節目の年にも当たります。余談でございますが、私が青森県庁に入庁した平成三年、この九月の台風十九号、いわゆるリンゴ台風と言われました。約九割のリンゴが出荷できず、青森のリンゴ農家は絶望のふちに追いやられました。そのとき、この藤崎町の若いリンゴ農園の経営者たちが、風速五十メートルを超える暴風にも耐え抜いたリンゴを起死回生の一助にしようと、落ちないリンゴと称して全国の神社で受験生をターゲットに販売し、当時メディアにも取り上げられ全国的にも有名になりました。
農林水産業はこうした幾多の困難を乗り越えて今に至っているものであり、農林水産業を営む生産者だけでなく、試験研究機関、あるいは加工、流通、販売など、さまざまな形で携わってこられた先人たちに改めて思いをはせながら、私たちは、新たな、また確かな歩みを進めていかなくてはならないというふうに思っております。
前置きが長くなりましたが、質問に入らせていただきます。まず、この新型コロナウイルスに対する対応でございます。
最初に、今回のこの新型ウイルスによる農林水産業への影響は非常に大きなものがあるというふうに感じております。先般成立した補正予算を踏まえ、どのような対策を講じようとしているのか、改めて、大臣の思いや決意も交えてお伺いしたいと思います。