安倍晋三の発言 (予算委員会)
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○安倍内閣総理大臣 現在、世界では、AI、IoT、ロボット、そしてビッグデータ、ブロックチェーンなど、新たなデジタル技術が世界経済に第四次産業革命と呼ばれる大きな変革をもたらしています。そのインパクトは今や、経済のみならず、安全保障を始め、社会のあらゆる分野に大きな影響を及ぼします。デジタル化への対応の成否が我が国の将来を決める、それくらいの覚悟で、国際戦略として取り組む必要があると認識をしています。
とりわけ、5Gの登場は、自動運転や遠隔医療などを可能とすることを通じて、人材不足や高齢化など、地域が直面する社会課題の解決に大きく寄与するものであると認識をしています。まさにデジタル時代における経済社会の最も重要な基礎インフラと言ってもいいんだろうと思います。
5G、そしてポスト5G、更にその先を見据えながら、大胆な税制措置や予算によりイノベーションを力強く後押しをし、安全で安心なインフラが安定的に供給されるよう、グローバルな連携のもと、戦略的に取り組んでいきます。
無人自動運転、フィンテック、遠隔医療や遠隔教育など、デジタル技術を活用した多様なサービスが生まれる中で、従来型の規制、制度をデジタル時代に対応したものへと大胆に改革していくことも必要です。
さらに、中小・小規模事業者の目線に立てば、直接世界とつながることによって、販路拡大など、デジタル化は大きなチャンス、中小・小規模事業者の皆さんにとっても大きなチャンスであります。
しかし、一方、オンラインモールでの出店料の一方的引上げなどの問題も指摘をされています。不透明な取引慣行の是正に向けて取り組んでいかなければならない、中小・小規模事業者の皆さんが、この世界でもこうした新たな流れを成長に結びつけることができるようにしなければならないと思っています。
本年夏までに取りまとめる成長戦略には、党の御意見も、政調会長の御意見もいただきながら、世界のデジタル化の流れを先取りするような具体的な政策を盛り込んでいく考えであります。