蒲島郁夫の発言 (予算委員会)
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○蒲島郁夫君 現段階で熊本県に入っているということはありませんけれども、私は、知事になって最初に対応したのが口蹄疫です。
口蹄疫も、やはりウイルスですから、姿が見えません。隣の宮崎県に入ったとき、本当は、宮崎県に入っていて熊本に入っていないので、本部長には農林水産部長がなるんですけれども、私が専門家だから、私が本部長になって対応しました。何をしたかというと、宮崎県からの道路を全て、そこに穴を掘って消毒液を入れて、全ての車がその消毒液の中を通ってこないと熊本に来られないという形でやったんです。何で私が本部長になったかというと、本部長が私でないと警察本部が動かない。そうすると、パトカーをちゃんとそこに配置しないと危ないですから、そういう形で、先に先に今やっています。
鳥インフルエンザのときもそうで、国にまず検体を送るんですけれども、もうその段階では動員をかけて、いつでも行けるような形でやっています。だから、見えないウイルスなので、そういう配慮がとても必要じゃないかなと。やはり、最初のころは、県庁の職員というのは確実でないと動かないので、皿を割ろうと言って、皿を割るというのは、とにかくリスクを恐れずにチャレンジしようということを言っていましたので、早くからみんなが動く。最後の南関であった鳥インフルエンザは、二十数時間で制圧できたんじゃないかなと思います。
その経験が県庁全体にありますので、今回も、もう既に対策本部をつくって、何かあったときには、空振りは許すけれども見逃しは許さないという形でやっています。国に検査を求めるまで何もしないというのが多分一般的な状況かもしれませんけれども、それだとウイルスなんかじゃ遅いんじゃないかなと私は思って、今対応しています。
では、実際にどういう具体的なコロナウイルスの影響があったかというと、今月の二十九日に八代港のクルーズ拠点の完成式をする予定だったんです。そこは、ロイヤル・カリビアン、上海からのお客さんがいっぱい来るところですので、中国からのお客さんも、役員の人が来るということになっていましたけれども、やはり今回はそれは中止した方がいいんじゃないか、コロナウイルス対応で今はやっちゃいけないんじゃないかということで、実はそれも中止しました。
そういう意味では、それを中止したということの影響ももちろんありましたけれども、もう一つは、クルーズ拠点ができたので、中国からのお客さんが、今からどんどんどんどん予約が来ていますので、その影響が多分これから、早くこのコロナウイルスを国の方で食いとめてもらわないと、あちこちでクルーズ船のお客さんが来なくなって、あるいは中国からのお客さんが来なくなって、相当な観光への影響があるんじゃないかなと思います。
個人的にはそういうことでできるけれども、国全体でやらないと食いとめられないといいますか、観光へのマイナスが食いとめられないようになるんじゃないかな、私はそう思います。