安倍晋三の発言 (予算委員会)
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○安倍内閣総理大臣 それはまさにそのとおりなんだろうと思います。まさに窓口の方々は、通常、今まできっちりとそうした審査手続を行ってきたんだろうと思いますが、今はまさにこれは非常時でありまして、多くの方々が経営を続けることができるかどうか、まさに生きるか死ぬかの状況に直面をしている中においては、今までの発想を変えなければならない。
そこで、その手続の中においてさまざまな指摘が後ほどされたとしても、まさにこれは内閣総理大臣たる私の責任として、やっていただきたい、こう思っています。まずはとにかく困っている方々に必要な額をお届けすることを最優先に実行していただきたいと思います。
こうした状況になる前に、例えば日本政策金融公庫総裁に二度にわたって、総裁室に来ていただいたり、あるいは官邸に来ていただいて、要請もさせていただきました。今までと違うので、人員もしっかりと確保して、例えばOB等の人員もあらかじめ確保していただいたところでありますが、実質無利子無担保、最大五年間元本返済の据置きの融資を一カ月余りの間に、通常、大体一カ月三万件なんですが、この一カ月においては通常の五倍近い十五万件を実行しています。更にお願いをしたい、こう思っているところでございますが。また、現場の皆さんには、休日返上で一日も早い融資実行に大変な御尽力をいただいていることも事実でございまして、そうした皆さんの御尽力については感謝申し上げたいと思っております。
多くの皆さんがあすの資金繰りに困っている極めて厳しい現状があり、私たちは、そのことに思いをいたしながら全力を尽くさなければならないと考えています。今回は危機であり、まずはそれを乗り越えることを最優先にして、不正などは事後対応を徹底すればよい、こう考えています。雇用調整助成金や各種の給付金についても、とにかく一日も早くお手元にお届けできるように、困っておられる方々の立場に立って、あらゆる運用面での工夫を講じていきたい。
繰り返しになりますが、まずはこの状況を乗り越えていただくことが第一でありまして、不正などについては事後対応を徹底していただきたい、このように考えております。