安倍晋三の発言 (予算委員会)

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○安倍内閣総理大臣 今、山際委員から大変興味深い図を示していただいたんですが、この関係も、例えば八年前と比べれば画期的に変わったんだろうと思います。
 まず、日本とEUの仲は、御紹介いただいたように日欧のEPAが結ばれているということですね。そして、日米においては、TPPではなかったんですが、茂木大臣にも頑張っていただいて、これは貿易協定が結ばれているということになりました。そして、日中においては、今、RCEPの交渉を行う中において、マルチの枠組みの中において、自由な貿易のルールを共有していくという作業が今進んでいるところでございます。
 と同時に、安全保障で見ましても、日米関係の同盟関係は、平和安全法制によって、より強固なものとなってきているということでございます。
 やはり、経済と安全保障、両面で見ていく必要があるんだろうなと思います。日米においては、日米安全保障条約があります。そして、米と欧州との間においては、NATOによってこれを結ばれているということなんだろうと思います。
 そこで、日米関係というのは、まさに日本の外交、安全保障の基盤であるわけでありまして、新たな国際秩序の形成に米国とともに取り組んでいくべきことは言うまでもないんですが、同時に、中国は、地域や国際社会の平和と安全、繁栄に大きな責任を有しており、中国がそうした責任をきちんと果たしていくことを我が国としても促していきたい、こう思っております。
 そしてまた、国際機関というものも他方あるわけでございますが、例えば、先般のWHOの総会では、公平で独立した包括的な検証を行うべきとの決議案をEUや豪州等と協力をして提出をし、米国や中国を含む多くの加盟国に働きかけを行って、その賛同を得て、コンセンサスで成立させることができました。まさに日本が中心的な役割を担うことによって、このWHOに対する決議、米国も中国も両方とも参加する形でコンセンサスが得られた。
 そういう役割をしっかりと日本も果たしていきながら、コロナ後の世界において、地域や世界の平和と繁栄のためにリーダーシップを発揮していきたい、このように思っております。

発言情報

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発言者: 安倍晋三

speaker_id: 26067

日付: 2020-06-09

院: 衆議院

会議名: 予算委員会