奈須野太の発言 (経済産業委員会)
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○政府参考人(奈須野太君) お答え申し上げます。
これから年度末の金融繁忙期に至るということで、事業者の方々にとっては資金繰りの確保というのが最重要の課題というふうになっていると認識しております。
こういった中で、民間金融機関はこの資金繰りのニーズというものに応える中心的な役割を担っておりますので、既に民間金融機関に対しては、麻生金融担当大臣から、三月六日に、事業者の資金繰り支援を迅速かつ適切に取り組むよう要請を行っているというところでございます。
また、経済産業省でも、民間金融機関が融資を行いやすくなるように、先ほど御紹介したセーフティーネット保証四号、五号、それから危機関連保証を速やかに発動しているということでございます。
今回、委員から、民間金融機関の融資に対する利子補給という御提案をいただきました。
ちょっと現実問題として、政府系の金融機関の融資残高というものは民間金融機関の十分の一ということでございまして、民間の方が圧倒的に多いわけでございます。こうした中で、全ての民間融資に利子補給を提供するということは、ちょっと財政的にも事務手続的にも難しいところがございます。一般には、こういったものは金融政策の問題として考えるのが早いのだろうというふうに思っております。
さはさりながら、地域の金融機関の資金の調達コストであるとかあるいは貸出意欲、一方で、地域経済の現状といったことを踏まえると、地域によっては、特定の業種あるいは業界、大幅に売上げが減少している事業者などに対してきめ細かく支援策を提供していきたいというニーズがあるというふうにも承知しております。こうしたことで、地方の公共団体におきましては、保証料を補助したり利子補給を行う制度融資を既に行っているものもあるというふうに承知しております。
こうしたことで、国と地方公共団体が緊密に連携して必要に応じて支援策を講じるということで、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける事業者の資金繰りをしっかり支えていきたいというふうに思っております。