福家秀紀の発言 (経済産業委員会)
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○参考人(福家秀紀君) お答えいたします。
ここでは私もGAFAだけを取り上げたんですけれども、実はもう一つ考えなきゃいけないのは、中国のBATHという巨大なプラットフォーム事業者も存在しますので、こちらのことも併せて考える必要があろうかと思うんですけれども。
GAFAの場合は、出発点というのは非常に革新的なビジネスモデルだったと思うんですね。グーグルの場合でも、検索サービス、これは非常に独自の仕組みでつくり上げてきた。それから、例えばフェイスブックにしても、SNSをああいう形でつくり上げてきたというのは非常に革新的なところだと思うんですけれども、これがどんどん拡大をするにつれて独占化の傾向が強まった。
さらに、その地位を守るために、いろんなことをしてきているわけですね。利益が上がるから、豊富な資金がございます。それを使ってRアンドDをやって、例えばアルファベット、グーグルの親会社はアルファベットですけれども、ユーチューブを買収するとか、携帯でスマートフォンのOSを開発する、いろいろあります、自動運転もやっていますよね。最近は、そういうふうに一つの市場で築き上げた力を利用して周辺市場にビジネス展開をしていると。
それから、フェイスブックにしても、インスタグラムとかワッツアップを買収したり、最近はリブラなんかも騒がれていますけれども、ああいったものまで先行して開発、ビジネス展開をしていくという余裕が、余裕といいますか、力が非常にあるわけですよね。それによって既存の市場でも寡占化、独占化した地位をそのまま継続していくというふうに一つの方向にまとめられてきていますので、もうここまで来ると、さあどうするかということが非常に難しいと思うんですね。
そこで、やはり先ほども申し上げましたように、じゃ、日本の事業者、それから消費者、これをどう保護していくんだという視点で考えなければいけないわけですけれども、なかなかそこは難しいと思うんですね。彼らは日本向けにだけ特化したサービスを提供しているわけではなくて、グローバルにサービスを提供しているので、世界中のサービスが一つのサービスだと言ってもいいわけで、それに対して日本だけが彼らを規律することができるか、この法案にありますような仕組みで何かできるかというと、非常に限られている。
そういう意味では、EUだとか周辺の国々と国際協調、じゃ、これにどう考えるかというような展開をしていくことも必要なんではないかというふうに考えております。
以上でございます。