福家秀紀の発言 (経済産業委員会)
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○参考人(福家秀紀君) 御質問ありがとうございます。
なかなか難しい問題だと思うんですね。広告というのは、従来はテレビだとか新聞だとかマスメディア広告が中心だったんですけれども、私も会社勤めのときにこれらを利用しようということで、電通さんなんかと、あっ、個別の名前はやめましょう、お話をしたことも多々あるんですが、マスメディア広告というのは単価が非常に高いわけですね、新聞の一面広告だとかゴールデンタイムのテレビの広告。
それに対して、グーグルが提供した広告というのは、非常に革新的だったわけですね。というのは、検索連動広告とかコンテンツ連動広告というのがありますけれども、ある単語を検索すれば、それに関連した広告が表示される、そのときの単価、広告の単価というのはクリックした数に応じて決められるということで、中小企業にとっても非常に利用しやすい仕組みであったということは否定できないと思うんですね。単価は自分で決められる、広告の代金は実際にクリックされたときに初めて発生すると。
新聞とかテレビの広告というのは、実はなかなか、広告を出す方から見ると効果が測定しにくいわけですけれども、そういうところは、グーグルの仕組みというのは非常によくできていて、それは中小企業にとっても非常に意味のある仕組みだったんじゃないかというふうに一方で私は考えているわけですけれども。
そういう仕組みが入ってくると、逆にマスメディアとの競合ということになりますので、先生のおっしゃったように、アメリカなんかではマスメディアが衰退していっていると。
日本でも、新聞社なりテレビ局の収入という面から見ると非常に苦しくなっているわけですけれども、そこをどう考えるかというと、やはりメディアは一定の役割を果たしてきているという、これは否定できないわけですけれども、我々のコンテンツの源というのは、いわゆるマスメディアだけじゃなくてインターネット上のコンテンツもあると思うんですよね。
それで、そちらの重要性がだんだん増してきているけど、こちらはもう一つ信頼性に乏しいという問題が一方であるので、やっぱり社会的に見ると、マスメディアは一定の役割を今後も果たし続けるということが必要だと思うんですけれども。
これはやっぱりマスメディアの経営の課題だと思うんですよね。だから、広告収入が減ったから苦しいって、じゃ、どうするんだと。ここに国から補助金出しますかって、そんな話にはならないと思うので、やはり、私はよく主張しているのは、マスメディア自体がインターネットと融合をして、それで有効なサービスを提供していくということを考える必要があるんじゃないかなというふうに思います。
まあ直接的にお答えできるのは、難しいんですけど、私が個人的に考えているのはそんなところでございます。