大山力の発言 (経済産業委員会)
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○参考人(大山力君) どうお答えしたらいいかと思うんですけれども、二面ありまして、一つは、事前に考えることというのは、何か事故が起こったらどうするんだというのはちゃんと考えなきゃいけない。それは事故を想定すればかなりしっかりと計算できるというふうに思っています。
電力システムって、発電があって需要があって、実は半分は発電ですけど半分は需要なんですね。発電側は人間がつくったもの、需要も人間がつくっているんですけど、発電側は計画してつくっているものなのである程度分かるんですけど、需要って実はよく分からない。半分よく分からないものを相手にしているので、ちょっと難しさはあるんですけれども。でも、いずれにしましても、ちょっと安全サイドに計算するということをいつもやっていますけれども、どういう事故が起きたら何が起こるというのは、ある程度事前に計算できるかなと思っています。
問題は、例えば北海道のブラックアウトなんかの話ですけれども、あれは、想定した事故までは大丈夫だけど、想定していなかったんじゃないかなというので、ちょっと心配しているところがあって、リスクマネジメント的に言うと、全てを想定して、これは駄目だというのをちゃんと知っておくのが大事なんですけど、そうじゃなくて、想定をここまでにして、それが全部大丈夫だったからいいという割と日本にありがちな話があるとまずいなと。そういう意味で、全てを考えてちゃんと計算する、解析するというのが大事だなというようなお話をしたということです。
再生可能エネルギーに関しては、これも実は特性がよく分かっていないところがあって、今どんどん入ってきているので、そのデータを蓄積しているところというふうにお考えいただいた方がいいと思います。
どういうような変動が起きるのかといったことも含めてデータを蓄積して、それに耐えられるためにはどうしたらいいんだというのを今一生懸命やっているところという段階ですので、どちらかというと石橋をたたいても渡らないようなことが多いんですけれども、そうするとなかなか再生可能エネルギー入れられないんで、ちょっと入れてみて、駄目だったら少し後戻りするというつもりでもいいんじゃないかなというのが私が思っているところでございます。
以上です。