上田孝の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○参考人(上田孝君) ありがとうございます。
先ほど御説明申した十一ページ、十二ページ辺りになるわけですけれど、今、二〇三〇年基準に対しては多分各社やっていますし、国の方にもお願いしていますけど、LNGというのが一つのポイントになりまして、そこまではもう個別においてもかなり進んで、実質運搬船というか、実際の船ができる状況になってきておりますね。
問題は、二〇五〇年、五〇%削減の辺りに向けてというのは、先生おっしゃいましたアンモニア、水素ということになるわけで、これは、ここの研究は多分造船だけじゃなくて海運会社さんも含めて、今、関係者が集まってそれを議論し研究しようという、これはだから一社の個別技術では無理ですね。だから、やっぱりオールジャパン的な発想で進めていこうというムードで流れができつつあって具体的に動き出しているというように私は認識をしております。ですから、これは使っていただく海運会社さんなんかも一緒じゃないと無理ですから、そういうところへ持っていく。
これ実は今のGHGの問題だけじゃなくて、さっきの自動運航船とか、要するに、次の世代の船って今とは全然違うものができてくると、それは一社、個別一社一社ごとの努力あるいは開発力だけでは無理でしょうと、やっぱりオールジャパン的にやらなきゃいかぬというような流れになっていて、それに対しては一部そういう具体的な構想ができつつある。したがって、そういうところのサポートを国からお願いできればという話は、先ほどのペーパーにも出ているのはそういうところだと思います。
立ち位置は、他国に、これは原稿によれば、先行しているように書いているんですけれど、正直言って多分そんなに、ヨーロッパの技術が前面に出てきますので、また。ですから、中国はヨーロッパの技術をうまく使いますから、で、韓国は物すごく技術高くなっていますので、現状でいったら、全く私見ですけれど、日本だけが群抜いて早く行っているというふうには感じていなくて、やっぱり一定のレベルで競い合っているなと。だったら、ここで一気に我々は力を付けて引き離しに掛かるというような状況ではないかと感じております。
以上です。