北村知久の発言 (国土交通委員会)
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○政府参考人(北村知久君) お答え申し上げます。
委員御指摘のとおり、この大規模盛土について、マップの策定、安全性の調査、工事という三段階で進めてございまして、盛土については、一千三市町村の五万一千三百六か所で盛土造成地があるということがちょうど分かったところでございます。
第二ステップのその安全性の調査でございますが、安全性の調査につきましては、私ども、まずその安全性の調査をするのも、これもどこからやったらいいのかという、市によっては何か所もあるところがございますので、なるべく危ないところから調査を掛けるということで、調査のための計画作りをまずしなさいということに指導させていただいておりますけれども、これについて、そこの計画づくりを行っているのが千三のうちの三百三市町村で調査の計画を作ってございまして、そのうちのさらに三十五市町村の三千七百五十か所でこの安全性の調査が完了してございます。
安全性の調査が完了しているということは、当然安全かどうか分かりまして、その調査の過程で一か所だけこれは危ないというものが分かりまして、それについては既に工事が終了してございます。
もう一か所、この安全性の調査とは別に、実際にその盛土の変状が見られて、これ危ないぞということで調査を待たずにもう工事をしたというものがもう一か所ということで、事前対策の工事としては合計で二か所の実績が今のところございます。
また、令和二年度予算におきましては、この宅地防災の、事前にとにかく対策工事をなるべくやってくださいということで、今回、防災指針に基づきまして公共団体が計画的に対策工事を実施する場合と、これは当然差し迫った危険があるからということでございますけれども、こういった場合には国の補助率を引き上げるというような制度拡充を行いました。
この大規模盛土については、あくまでも民地なものですから、民地についてその公共団体が事業をするということについてなかなか住民の御理解も得られづらいし、また自治体も出しにくいという中で、国費率を上げるということが大きな効果があるんじゃないかなというふうに考えているところでございます。