雨宮正佳の発言 (財政金融委員会)
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○参考人(雨宮正佳君) こうした状況下では、中央銀行の最大の責務は金融市場の安定を維持すること、それから企業金融の円滑を確保するということでございます。
こうした観点から、先般、三つの柱、具体的には、一層潤沢な資金供給、それから企業金融支援のための新しい措置と、CP、社債の買入れの増額、三番目にETF等の積極的な買入れという三つの措置を決定いたしました。
この政策、まだ決定から日が浅いので効果の見極めはこれからでありますけれども、資金供給について申しますと、追加の国債買入れも、実は一時間ほど前も追加で三千億供給しまして、この間一兆七千億。それから、こういう緊急時には世界の金融機関がやはりドルの現金をため込もうとしますので、このドルを供給するというオペレーションで三百二十億ドル、約三兆四千億円供給いたしまして、これが一定の安心感につながっていると聞かれておりますし、企業金融支援の新しい措置も、地銀も含め、多くの金融機関が利用を検討していると聞いております。ETFの買入れも、従来から大幅に増額して積極的に実施している段階でございます。
冒頭申し上げましたとおり、こうした状況では、我々の最大の責務は金融市場の安定維持と企業金融の円滑確保と考えております。また、こうした措置は、新型感染症拡大への政府の各種対策、あるいは各国の政府、中央銀行による様々な対応と相まって金融経済活動の下支えに貢献すると考えておりますので、今後とも、引き続きこの影響を最大限注視し、必要があれば、ただいま申し述べた観点から、ちゅうちょなく追加的な金融緩和措置を講じる考えでございます。