北村博文の発言 (内閣委員会)
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○政府参考人(北村博文君) お答えを申し上げます。
警察では、これまで、高齢運転者による交通事故を防止するための各種施策を講じてまいりました。
委員から御紹介をいただきましたように、平成十年からは七十五歳以上の方を対象とする高齢者講習を導入し、平成十四年からはその対象者を七十歳以上の方に拡大したということでございます。
また、平成二十一年から七十五歳以上の方を対象に更新時の認知機能検査を導入しましたが、さらに平成二十九年からは、認知機能検査の結果、認知症のおそれがある、第一分類と呼んでおりますが、この第一分類に判定された場合にはそれまでの違反の有無にかかわらず全て医師の診断を義務付ける、結果として認知症と診断されれば取消しの対象になるという制度として、特に認知症を中心に対策の強化に努めてきたところでございます。
その対策推進の効果、結果ということでございますが、全体を通じまして見ますと、免許人口十万人当たりで見た場合の七十五歳以上の高齢運転者が起こした死亡事故件数、十万人当たりで起こした死亡事故件数は、十年前と比べましてほぼ半減いたしました。また、認知機能検査を受けた高齢運転者が起こした事故全体を見てまいりますと、高齢運転者が起こした事故のうち、先ほど申し上げました認知症のおそれがある第一分類の方が占める割合、起こした死亡事故の中で第一分類の方が占める割合というものが、平成二十八年には全体の約八%、死亡事故の約八%は第一分類の方が起こしておりましたけれども、制度を平成二十九年に改正した後、三年後になります、平成二十八年の三年後になります昨年は、これが一・三%に減少しております。そのうち八%が、三年後、一・三%に減少したということでございます。
このように、認知機能の低下に着目した高齢運転者対策につきましては一定の成果が出ているというように見ているところでございます。