竹本直一の発言 (内閣委員会)

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○国務大臣(竹本直一君) 岡田先生、ありがとうございます。
 今お話ありましたように、日本の置かれている立場というのは非常に微妙なところにもありますが、今まで過去において、例えば科学論文等においても、世界で一位に近いところまでいた、おった過去もございますが、最近は全くそれが下位に来ておりまして、非常に私も危機感を持っております。
 ただ、考えてみますと、日本は資源のない、ほとんどない国でありますから、生きる道は科学技術力で国際的な存在感を示していくのが一番いいんだろうと思っております。
 そういう意味で、我々は、今回この科学技術基本計画に向けてどういうものを盛り込もうかということでございますけれども、一つはイノベーションと、そして人文科学を両方とも取り入れたものに改定しようと元々考えておりましたところ、コロナという予測もしないような大パンデミック的災害に見舞われたわけでございまして、これを見るに、やはり社会的課題の解決ということが我々に課された大きい課題であるというふうに思っております。
 そのためには、研究力の強化等々、指摘されていることに対してきっちり応える内容にしていかなければならないというふうに思っている次第でございます。科学技術、イノベーションは我が国の根幹を支える重要な政策でございますので、新型コロナウイルス感染症という難局に対して科学技術の力でいかに立ち向かっていくかということが一番大きい問題であろうかと思っております。
 二〇二一年度から始まります次期科学技術基本計画におきましては、これらの国難や環境、健康といった社会的課題に科学技術の力で立ち向かい、科学技術がリスペクトされる社会を構築していくことが必要かと考えております。計画策定に当たりましては、広く国民の意見を取り入れ、特に若手研究者が地方で活躍されている方々がたくさんおられますので、そういった方との意見も十分交換しながらやっていきたいと思っております。
 いずれにしろ、スピード感、そして危機感を持ってこの問題に取り組まなければならないというふうに思っております。
 このため、内閣府では、大学、産業界、政府の関係者から成る大学支援フォーラム、PEAKSで、大学が持つ潜在的なシーズやアイデアを産学で活用してイノベーションを生み出すことをビジョンの一つに掲げるとともに、自治体、大学、民間組織が連携してスタートアップ支援を行う、スタートアップエコシステム拠点としての形成などに取り組んでいるところでございます。
 いずれにいたしましても、関係省庁と連携をして大学のポテンシャルを生かしたイノベーション創出を促進するとともに、第六期科学技術基本計画の検討において、その更なる推進策の方策を検討してまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 竹本直一

speaker_id: 34619

日付: 2020-06-16

院: 参議院

会議名: 内閣委員会