竹本直一の発言 (内閣委員会)

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○国務大臣(竹本直一君) 先生お示しになりましたその資料を見ましても、日本のこの研究者に対する支援がとても十分なものとは思えないのは現実であります。我が国の研究力の低下が非常におっしゃるように危惧されているところでございますけれども、特に博士後期課程への進学率の減少、それから研究ポストの不安定な状況、研究時間の減少など、状態は非常に厳しくて、研究者になること自体に魅力が余り感じられない、ここがやっぱり一番問題だろうと思っております。
 先般、私の方で研究者の若手の方来ていただきまして、いろいろ話聞きましたけれども、例えば、研究しておりましても全勤務時間のうち六割ぐらいが雑務だと、本当の研究時間は四割ぐらいしかないというお話もありました。そんなことで、しかも、立場が任期付きの雇用であって、五年とか十年とか、そうしますと、五年ですと三年仕事したら二年後どうしようかと、こういうことを考えて打ち込むことができない、こういう非常に厳しい状況におられますし、また、大学においても、ドクターを取ってしまったら企業は雇ってくれないと、こんな雰囲気もございました。ですから、私の方からも産業界には是非ドクターをもっと採用してくださいというお話もしておりますけれども、そういったところが、勉強して成果を上げることが産業界にも役立つといういい環境をつくらなきゃいけないんですけど、今のところはそうなっていないということでございます。
 そこで、その研究者の苦境を打破するために我々もいろいろなことを考えておりまして、一つは、若手研究者を中心に自由な発想による挑戦的研究を支援する仕組み、創発的研究支援と言っておりますけれども、年間一人七百万を出して約十年近く学生を、研究者を支援する、こういうことを考えて、もう実施に、補正予算で予算が付きましたので実施しておりますが、そういった取組をしつつ、ともかく、研究者であることが将来非常にすばらしい結果を生む可能性があるという魅力ある立場に研究者を置くことが我々の努めだろうというふうに思っておる次第でございます。

発言情報

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発言者: 竹本直一

speaker_id: 34619

日付: 2020-06-16

院: 参議院

会議名: 内閣委員会